癌にかかった高齢猫と暮らして

17歳の猫が癌を乗り越えた話

癌の腫瘍が取れて無くなるまで

どんどん大きくなった腫瘍は表層が壊死しているのでその部分を取り除く作業に入りました。初期は膨張しては取り除く事を繰り返していましたが、ある時期から取り除いても膨張しなくなり腫瘍と脚の境目に亀裂が入りました。
最終的には自宅でポロっと腫瘍が取れてそこから増殖していません。
※腫瘍の画像多数あります。



4月中旬 初の取り除き

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表層を剥いだ状態 発見から3か月半

5月初旬

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剥ぐたび少しずつ大きくなるのが止まる

5月中旬

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幅が小さくなる

5月下旬

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表層を取った後

6月上旬

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大きさが安定し脚をあげて毛づくろいするようになる

6月中旬

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表層が壊死してくる

6月下旬

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表層を取りかなり小さくなる

6月下旬切れ目がはいる

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脚と腫瘍の境目が出てくる

下が取れる

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切れ目が入ってから2日後

上が取れる

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大きい腫瘍はすべてなくなる 上記から1日後

残った小さい腫瘍が取れる

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全て取れて皮膚が張るのを待つのみ

3ヶ月半で壊死し始めて約6ヶ月で腫瘍が取れました。
最初病院へ行った際に1年で治すと仰っていたので経過としてはものすごく速かったです。
病気の進行度や猫の個体差もあり、愛猫に合わせて治療方法を模索していただいたので結果が出るのが早かったのではないかと思います。
もちろん再発防止のため通院は少なくとも1年間必要ですが、ここまで回復するとは思っていなかったので飼い主サイドの気持ち自体が楽になりました。

元々のら猫なので正確な年は不明ですが17~18歳で線維肉腫/軟部組織肉腫になってもここまで回復します。
外傷なので処置しやすかった事も幸運だった点ですが、腫瘍の増殖が止まるとともに食欲・気力が出てきて弱る前に取っていた行動もしだしました。
生命力あふれているのでもう少し長生きしてくれそうです。我が家の猫歴代NO.1を目指して頑張ります。